ソフトサンティアとは
「ソフトサンティア」は、薬局やドラッグストアで購入できる市販の人工涙液(じんこうるいえき)です。人工涙液とは、その名のとおり「人工的に作った涙のかわりになる目薬」のこと。涙が足りずに目が乾いてしまうとき、外から水分や電解質を補って目の表面をやさしく潤すためのものです。
涙の役割を肩代わりするお薬ですので、特別な有効成分で病気を治すというよりも、不足している涙を補ってあげる「基本のケア」とお考えいただくとわかりやすいかもしれません。目の乾き(ドライアイ)に悩む方にとって、もっとも土台となるタイプの目薬です。
人工涙液というグループ全体の特徴や、ほかの種類との違いについては、人工涙液の解説ページで詳しくまとめています。ここでは、ソフトサンティアならではのポイントを中心にご紹介します。
効果・特徴
ソフトサンティアの大きな特徴は、防腐剤(ぼうふざい)が無添加であることです。一般的な目薬には、開封後に細菌が繁殖しないよう防腐剤が加えられていることが多いのですが、人によってはこの防腐剤が目の表面に刺激となってしまう場合があります。
ソフトサンティアは防腐剤を使っていないため、
- 一日に何度も点眼する回数の多い方
- コンタクトレンズを装用している方
- 防腐剤による刺激が気になる方
といった方にも比較的取り入れやすいのが利点です。コンタクトレンズの上からでも使えるとされていますが、レンズの種類によって扱いが異なることもありますので、ご自身のレンズで使ってよいかは購入時に薬剤師へご確認ください。
人工涙液というグループの中でも、ソフトサンティアは「目の乾きを潤すという基本に徹したシンプルなお薬」という位置づけです。涙の不足を補うことで、乾きによるゴロゴロ感やかすみ、不快感をやわらげる助けになります。ただし、効果の感じ方には個人差があります。
副作用・注意点
人工涙液は涙に近い成分でできているため、比較的おだやかなお薬ですが、まれに目のかゆみや刺激感、充血などが起こることがあります。点眼後に症状が出たり、かえって不快感が強くなったりした場合は使用を控え、眼科医や薬剤師にご相談ください。
また、防腐剤が無添加であることは利点である一方、開封後は細菌が繁殖しやすいという側面もあります。清潔に扱うこと、容器の先端が目やまつ毛に触れないようにすること、決められた期限を守って使い切ることが大切です。保管方法や使用期限はパッケージの記載に従ってください。
目薬を使っても乾きや不快感が長引く、見えづらさが強い、痛みがあるといった場合は、ドライアイ以外の原因が隠れていることもあります。市販薬で様子を見るだけでなく、一度ドライアイの診察を受けておくと安心です。
使い方のポイント
人工涙液は、目が乾いたと感じたときに点眼して涙を補うお薬です。具体的な回数や量はパッケージや薬剤師の説明に従っていただきますが、いくつか共通のコツがあります。
- 点眼する前は手を清潔にしておきましょう。
- 容器の先がまぶたやまつ毛に触れないように気をつけましょう。
- ほかの目薬と併用する場合は、続けて差すと先の薬が流れてしまうため、少し時間をあけると効果的です。
なお、エアコンの効いた室内やパソコン・スマートフォンを長く見る作業では、まばたきが減って目が乾きやすくなります。意識してまばたきをする、適度に休憩をとるといった生活面の工夫も、人工涙液と合わせて行うと乾きの軽減に役立ちます。
よくある質問
Q. 市販のソフトサンティアと、病院で処方される人工涙液は何が違うのですか?
A. どちらも「不足した涙を補う」という基本の働きは共通しています。市販品は手軽に購入できる点が便利ですが、乾きの原因や程度によっては、別のタイプの目薬や治療が必要なこともあります。症状が続くときは、自己判断で市販薬を使い続けるのではなく、眼科で相談されることをおすすめします。
Q. コンタクトレンズをしたまま使ってもいいですか?
A. ソフトサンティアは防腐剤無添加でレンズ装用中にも使いやすいとされていますが、レンズの種類によって扱いが異なる場合があります。ご自身のレンズで問題ないかは、購入時に薬剤師へご確認ください。
このページの内容は一般的な情報提供を目的としたもので、効果や副作用の感じ方には個人差があります。気になる症状があるときや、目薬を使っても改善しないときは、自己判断で続けたり中止したりせず、眼科医にご相談・受診ください。